民商ニュース

ホーム > 民商ニュース > 全商連60周年に向けた 「秋の運動」統一行動

全商連60周年に向けた 「秋の運動」統一行動

20110915_01.jpg いよいよ秋の運動が始まりました。

 今年の宮崎民商の秋の運動方針は、会員さんとの対話を広げ、つながりを強めることです。会内に目を向け、困っている会員さんの悩みや要求をくみ上げるために、理事役員・支部長が会員訪問を一斉に開始しました。
 9月の統一行動は、宮商連の実績パンフと共済会歯ブラシセット、会員紹介カード・国税通則法反対署名を持って一軒一軒訪問。

深刻な商売の現状

 「こんにちは、民商です。商売はどうですか?」と声をかけ対話を始めると、
・「8月は全く仕事が無かった」
・「今は昔と違って、うちみたいに材料を加工するような大工は仕事が無くなってきた。みんなプレカットだ」
・「どこの工務店も単価を切り下げて仕事を受けているけど、自分で自分の首を絞めているようなもの」
・「口蹄疫等の影響で結婚式場のクリーニングの仕事が4割減った」
・「以前は夜の街は女性も多く賑やかで、店に寄ってくれる人も多かったが、最近は人通りも少なく店の前の大きな駐車場も数台しか停まってない」
・「会社も人も、生きていくためには色んな知恵を出して、経費削減をしないとね。じっとしていても節約にはならないからね」など、厳しい現状が浮き彫りになりました。

生活・くらしの悩み

 対話をすすめていくと仕事だけの悩みだけでなく、「高齢の母が施設に入所しているけど、経済的な負担よりも家と施設の往復で体力的に大変」「障害を持っている家族が3人いるけど、障害者手帳を持っているのは一人だけ。
 
 認定の基準や制度が変わったりして、何でも切り捨ての制度改悪は、障害者にも厳しい現状」「主人は77歳になるけど、少ない年金だけでは生活できないから、仕事は辞められない」と、くらしの生活の実態も多く語られました。

民商との出会い

 会話のなかで民商との出会いの話もありました。
 
 「税務調査をきっかけに民商に入会したけど、民商に入ったら色んな情報や権利を知ることができた」「いろんな署名をとって、いろんな運動をしていることを、民商に入って初めて知った」「40年前に独立して間もなく税務調査を受けた。
 
 知り合いの同業者に相談したら民商を紹介されて、それ以来民商とは40年以上の付き合いやなぁ」と民商との出会いや入会のきっかけも聞くことができました