いのちと 健康を守る 「健康講座」「AED講習会」開催
民商共済会は3月24日(日)、いのちと健康を守る活動の一環として、健康講座・AED講習会を開催し13名が参加しました。
宮崎民商では、昨年から病気やガンで入院される会員さんが急増しており、少しでも健康に気をつけて欲しいとの思いで企画されました。
健康講座
午前10時からの健康講座には、宮崎生協病院医師の日高明義さんが「ケンシンのススメ」をテーマに、健康診断とガン検診の重要性を話されました。
日高先生は、「TPPの問題は、農業だけではなく保険と薬価の問題も含んでいます。参加すれば、薬価は上がり、保険制度自体を壊しかねない。TPPは絶対に参加してはいけません」と強く訴えました。健診の意義については、「健康診断は早期発見のためにするもので、ガンなどの病気が見つかるのが怖いと言っていたら助かる命を落とすことになります」と40代からのガン検診の重要性を話されました。
AED講習会
日本赤十字の協力をもとに行われたAED講習会には、赤十字職員の甲斐さんを講師に、一次救命処置を学びました。
甲斐さんは、「人が倒れていてもすぐに近づくのは危険です。周りをよく確認して二次被害に遭わないように気をつけて下さい」と、基本的な対応から丁寧に講演されました。実技講習は、実体験に基づいて、実際に起こった事例をもとに、第1発見した時の環境・状況別の対応や応用、人工呼吸の注意点やAED操作の手順まで、一連の流れで行われました。
参加者は初めて心肺蘇生を体験する方も多く、なかなか心肺蘇生の人形が反応しなく笑いが起こり、「初めてやったが、こんなに体力を使うものとは知らなかった」と、救命措置の大切さと大変さを体験しました。
今回の学習会で、救命措置で大切な命を守る体験をしたことで、命の尊さをあらためて感じることができました。