「中小企業者の被害を聞いて」口蹄疫被害懇談会を開く
8月3日、宮崎民商会館で「口蹄疫被害懇談会」が開かれ、食品製造業・卸売業・花卸小売業・飲食業・損保代理業など9名の会員と日本共産党宮崎市議会議員の5名が参加し、口蹄疫による中小業者への二次被害の実態を伝え、宮崎市に対しての支援などについて懇談しました。
「非常事態宣言が解除され、牛豚の畜産農家への補償がおこなわれましたが、みなさんたち中小業者の方々への二次三次被害への支援救済は、これからです。宮崎市への要望などを聞かせて下さい」と後藤やすき市議団長が挨拶をしました。
「風評被害で食鳥加工品も前年比3割以上売れなくなった。口蹄疫緊急対策貸付を申し込んだが断られた」「イベント・外出の自粛でお客がこない。営業補償をしてほしい」「融資が受けたとしても返済できるか不安」「影響で保険の解約も」など参加者から厳しい実態が報告されました。
「市は、がんばろう宮崎プロジェクトを立ち上げ、制度融資への保証料を負担する事にしたが、まだまだみなさんへの対策が不十分なことがわかりました。市財政調整基金を活用しての支援策などを次の議会で出したい」と後藤市議団長がこたえ「民商の組織を活かし、市長への申し入れや商工労政課などとの懇談をしたりして、より利用しやすい融資制度や支援策について提案して欲しい」と呼びかけました。