民商ニュース

ホーム > 民商ニュース > 宮崎県母親大会600名参加 =口蹄疫を乗り越え2年ぶり=

宮崎県母親大会600名参加 =口蹄疫を乗り越え2年ぶり=

20110606_03.gif
5月29日、宮崎県母親大会が佐土原総合文化センターで開催されました。

昨年は口蹄疫の影響で中止され、2年ぶりの開催となった今回、約600人が参加しました。「口蹄疫とは何だったのか」の特別シンポジウムでは、都農町の養豚農家や大学教授、獣医師ら5人が語り合い、国や県の初動の遅さを批判、宮崎大学の後藤義孝教授は「初動がしっかりしていれば、犠牲が少なくて済んだ可能性はある。」と述べました。 

午後はアグネス・チャンさん(歌手・教育博士)が「みんな地球に生きる人」と題し講演。

幼少のころ自分に自信が持てなかったが、ボランティアを通じて多くの人と出会うことで成長できたエピソードを紹介。また子供が健やかに成長できる最低限の条件は「平和」と「安定した暮らし」だとし、イラクやソマリアなどいまだに戦禍の残る地域を訪れた体験を語りました。

また、ロビーでは手作り雑貨などのバザーもあり、売上金の一部は東日本大震災の義援金に充てられました。