~感想文~全商連第25回 事務局員交流会に参加して
7月26日から28日まで、名古屋で行われた全商連事務局交流会に参加してきました。
今回の主な討議内容は、「全商連60周年を増勢拡大について」「事務局活動改善」でした。新会員の中に融資などの相談が解決したら、退会される方もおり、どのようにしたら会員を続けて頂く事は出来ないかと言う問題は、何処の民商にもある問題であり、「減らさず、増やす運動」は、全体会、分散会でも出たが、根本的に相談者対事務局だけで終わっているのでは無いか、役員・支部長などに話し、相談者対民商と言う関係を築かなければならない、そして、問題を解決した会員が、新たな相談者の問題解決の担い手になるように育て、民商運動に理解して貰うように努め行かなければならない。
班支部体制の問題は、民商の基本方向に帰るべきである。
民商の基本は、「あつまって、話し合って、助け合う」班会の議題が無くとも、集まって話し合う事によって、新たな問題提起も出てくる事があり、それを運動にしていく。班支部が出来ないのは、班支部が無くても良い運動になっているのでないかと言う発言や班活動がない班は、班じゃない単なる組でしかないと耳の痛い発言もありました。それと、いかに運動を身に着けていくかが、これからを担っていく事務局の責務であり、今後、共に運動を推進していく役員との結びつきを大切にして行く事も運動の一つである。
この三日間で感じた事は、会員の相談は、会全体の問題として運動していき、それによって、会員・役員・事務局が学習し、班支部会に議題とし学び、班支部を作り、会員対事務局の関係でなく横の繋がりを強める運動に力を入れ、ひとりぼっちの会員を作らない事、会員同士が相談・学習しあえる環境を作っていくのが、「減らさず、増やす運動に繋がり」民商事務局員の仕事であり、本来、組織者としての運動であることを再確認した交流会でした。
日高誉文