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民商ハウジングとの懇談で改善にむけて一歩前進。宮崎市建築課が回答

退去修繕工事等に関する先日の懇談での回答をもらうため、8月29日に天神さん(民商ハウジング会長)と事務局は建築課住宅部を訪問しました。回答内容は次のとおりでした。

①小規模修繕工事の受注高について
 宮崎市の小規模修繕工事の規定は、20万円まで。分離発注することが難しい工事は40~50万円の工事を発注することもある。指名業者の随契工事は130万円以上になるので、指名業者になることが望ましい。

②書類の保管と簡素化について
 建設法では5年間や10年間とあるが、宮崎市での軽微な工事は3年間となって
いるので、退去修繕工事なら3年間の保管で良いのではないかと考えている。また、提出書類や写真の簡素化は、雛形を作成して対応することになった。9月には書式が仕上がる予定です。

③追加工事の請求について
  現場で打ち合わせをして工事をしてもらっているので追加工事は出ないと思っていた。過去の工事に関しては予算上の都合もあるので遡及は難しい。今後、改善検討に努めたい。
 

 民商ハウジングでは今回の回答をうけ、新書式の学習や添付書類作成の講習を盛り込んだ報告会を設ける予定。ハウジング会長の天神さんは、「少しでも地元業者が利用しやすい制度づくりのために、今後も懇談を重ねていきたいし、これを機会にハウジングのメンバーへの加入を訴えていきたい」と語りました。