金融円滑化法が一年延長になりました!
金融庁は平成23年12月27日、円高や欧州債務危機など中小企業を取り巻く経済環境は依然厳しい状況にあると判断し、中小企業からの返済条件の変更要請に応える努力義務を金融機関に課す中小企業金融円滑化法の期限を、2013年3月に1年間延長する方針を発表しました。
また同時に、金融機関に中小企業の事業再生を支援するとりくみを一段と促し、会社が経営改善できるように備えています。
長引く不況と震災の影響で多くの中小企業の経営は悪化しています。
そんな中、自社の経営を見直し経営改善に努めることが非常に重要になります。特に資金繰りは、会社の血液とも言えるほど大切です。新たな借入をすることも一つの手段ですが、返済条件を変えて支出を減らすのも大切な手段です。金融円滑化法を活用し、収入と支出をしっかり把握して、早めに相談し対策をとるようにしましょう。
また、「困っている人がいたら一人で悩まず民商へ」を合い言葉に、情報や知恵を分け合って、みんなで一緒に不況を乗り切りましょう。