保税引き下げ等、改善学習交流集会 「みんなで考える宮崎市の国保問題」開催
413日、『みんなで考える宮崎市の国保問題』が宮崎市民プラザ4階大会議室で開催されました。
この学習交流集会は、高すぎる宮崎市国保税引き下げと減免制度改善に関する学習を目的として、宮崎民商も加盟する「宮崎市国保をよくする会(以下、よくする会)」主催で企画されました。
よくする会会長の中村育夫さん(このはなクリニック所長)の開会あいさつで始まった学習交流集会は、三つの講演を柱に宮崎市の国保の現状と問題点が話されました。
まず最初の講演では、後藤泰樹さん(宮崎市議会議員)が、宮崎市の国保の現状と問題解決の展望を話されたあと、次の講演では、内村浩三さん(宮崎生協病院事務次長)が、医療現場で起こった事例をテーマに、資格証や短期保険証発行の問題点を訴えました。
三つ目の講演では、山下孝さん(宮崎民商事務局)が、今年行った実態調査アンケートから、中小業者の営業と暮らしの実態報告と減免制度の問題点を話され、「他の自治体と比較しても分かるように、宮崎市の制度は改善すべきです」と強く訴えました。
講演のあとの質疑応答では、「国保財政はどうやって確保するのか」「国保料・国保税の呼び方は、何故2種類あるのか」「市の差し押さえの現状を教えて欲しい」などの質問が寄せられました。
閉会あいさつでは、よくする会副会長の天神美智男さん(宮崎民商副会長)が、「国保引き下げの声を広げ、3万名署名を一緒にやり遂げましょう」と訴えました。