2012年宮崎県母親大会「講演に心打たれました」
6月10日の日曜日、佐土原総合文化センターにて宮崎県母親大会が開催されました。
記念講演は劇団俳優座に所属し数多くの作品に出演されている有馬理恵さん。有馬さんは自身も差別を受けた境遇や経験から、芝居を通して今なお続く差別や格差について決して昔の話ではないことを考えてもらうきっかけにしてほしいと話していました。
福島原発事故により故郷を離れ新しい土地で暮らすことになった人たちがどれだけ好奇の目にさらされているか、子供たちがどれだけ不安を抱えているか、人ごとと思わず自分の身になって考えなければなりません。
差別は頭では悪いと分かっていても心と体が許さないと面と向かって言われながらも次第に通じ合い仲良くなれたという有馬さん。
人間は弱い部分もあるけれど、変われる、変えられる、だからこそ私はこれからも差別のない社会を目指して訴え続けていきますという言葉がとても心に響きました。