第1回宮崎県業者青年交流会 開催
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11月4日(日)午後1時より、宮崎県では初めてとなる『宮崎県業者青年交流会』が宮崎グリーンホテルで開催され17名の青年部員が参加しました。
この交流会は、先月開催された全国業者青年交流会in宮城の報告会と併せて県内の業者青年の交流を目的としたもので、県青協主催で開催されました。
まず初めに来賓の前会長(宮崎県連)が、青年部を経験できなかった自身の事と、将来の業者運動を担う青年部への思いを話しされました。
次の報告会では、全国業者青年交流会に参加した5名から、現地の復興の様子や地元業者の声などがパワーポイントを使って報告されました。
「震災から2年が経とうとしている今でも、瓦礫が積み上がっている状況に津波の恐ろしさを改めて実感しました」「廃校になった校舎のグラウンドで野球をしている小学生の姿と、校舎に掲げられた看板に書かれた【僕らは負けない】という文字を見て涙がこぼれました」と各々の率直な感想が述べられました。
報告会の後の講演は、全青協事務局長の下杉陽介さんを講師として、民商運動の運動・歴史を基本方向に照らし合わせて学びました。
分科会では、全国業者青年交流会に関する意見交換をはじめに、「入部したばかりで今は何も分からないし魅力が語れない」「なにをもって活動・運動というのか分からない」など、民商・青年部活動に関する思いや今の悩みなどが活発に出されました。
そんななかでも「今なにげに制度化されている無担保・無保証制度など、運動によって改善された成果に確信を持ちましょう」「手探りなのはみんな一緒だと思うし、小さな事でも何か成果があれば、実感できる時がくるのでは」などの意見も出されました。
最後のまとめ報告では、結果も大切だけど、青年部として一つの事に向かってみんなで討議して、そのために一歩を踏み出していく課程を糧にしていくことが大切という言葉に共感しました。
交流会が終了した後に懇親会が開かれ、プライベートの話や、これからの青年部活動などの意見が飛びかい『夜の分科会』は遅くまで続きました。