地域の商売で、豊かな社会を目指す勉強会
二月二七日、宮崎民商会館で、地域の商売で、豊かな社会を目指す勉強会が開かれ、「足元から地域を再生するために~ひとりひとりが輝く地域をつくる」を演題に民商ニュースなどを見て参加した二五名を前にして、岡田知弘氏(京都大学大学院教授)が講演をしました。
岡田教授は、百年に一度といわれる世界恐慌の原因から、日本の経済をどう見るか。その中で、今、日本の地域はどうなっているのか。地域経済が「活性化」する、「豊か」になることはどうゆうことか。そうした地域をつくるために、なにをすべきかを、資料を使いながら、長野県栄村や大分県湯布院市の事例を紹介し、分かりやすく語りました。
「グローバル化する経済が、逆に国民生活を圧迫し、地方が疲弊していく仕組みがよく分かった」「地域で消費され、資金が回る仕組みをともに考えるきっかけになった」「道州制、企業誘致が、地方にとってメリットが大きいと思っていたが実際は違う事が分かった」などの感想が寄せられました。