今後の対応や手続きについて 国保年金課(宮崎市)と懇談
7月31日に有効期限が切れる国民健康保険証。
市民からは、8月1日以降の保険証の取り扱いについて不安の声が出ています。
宮崎民商も加盟する「現行保険証の存続を求める宮崎の会」は7月30日、保険証等の今後の対応について、宮崎市の担当課と懇談を行いました。
当日は、民主・医療団体等から9名が参加し、宮崎市の担当課職員5名が応対しました。
市民の3割がマイナ保険証を保有していない現状において、懇談では、8月以降の受診手続きや、通常通りの保険給付を受けるための対応などについて内容を確認し、意見交換を行いました。
保険証をマイナンバーに紐づけする今回の制度では、やむなく国保税を滞納している世帯(11期以上滞納があり1年以上納付がない世帯)については、有効期限三ヶ月などの短期保険証扱いは廃止され、いわゆる資格証と同じ扱いの資格確認証、資格情報のお知らせ(※特別療養)が交付され、一律窓口10割負担を強いられることが明らかになりました。(宮崎市で786世帯)参加者は、高すぎて払えない国保税の問題や、受診控えが手遅れを招き、逆に医療費増加につながることへの懸念なども強調し、医療機関によって対応が変わらないように、厚生労働省が緊急で発出した内容の周知徹底を求めました。
マイナ保険証を持っていない方
◆『資格確認書』を提示することで、今まで通り受診できます。
※万が一、医療機関で受診を断られた時は、すぐに民商へお知らせください。