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国保や後期高齢者医療制度の問題で、宮崎市と懇談

「低所得高齢者への資格証発行は、やめよ!」と要請


宮崎民商も加盟する宮崎県社会保障推進協議会(県社保協)は、「国保や後期高齢者医療制度の問題」で自治体と懇談をするキャラバンを行っており、11月 22日は、宮崎市との懇談を加盟団体の代表約15名でしました。全国平均より高い滞納率になっている、国保税の滞納問題では、「悪質な滞納者については、 厳格に差押えなどをする」と回答した市側に対して、「県の建設業入札制度改革などで、建設業者だけでなく多くの業者が、経営難になっている。実情を良くつ かみ、強引な差押えはしないように」と要請しました。また、後期高齢者医療制度の問題では、「保険料を年金から差し引かれない、普通徴収をする高齢者に対 して、滞納すると保険証を取り上げ、資格証を発行するのか」との問いに市側は、「決まっていることなので」と回答しました。「月1万5千円以下の年金で暮 らしている方も多い。いったん全額負担となる資格証明書では、医療を受けられない方が増える。生存権を保障した憲法25条に照らしても許されない。すでに 全国300近い自治体で『後期高齢者医療制度の実施中しや見直しを求める意見書』が可決されている。国や県、広域連合に問題点を伝えてほしい」と要請しま した。